シエルの教室まるわかりブログ

こんにちは！

昨日の１０月２日（日）は、シエル恒例のテスト対策特訓「理社マラソン」でした。

今回は、中高一貫校の生徒や高校生が中心だったので、理社に限らず、進めたい科目をそれぞれ取り組んでもらいました。

テスト１週間を切ると、休塾日の土曜や日曜に学校別に行うこのイベント。今回は１３時から１８時まで５時間、みっちり取り組みました。

 

「そんなに長い時間、うちの子が集中してできるかしら・・・？」

 

そう心配される保護者の方もいらっしゃるかもしれません。

でも大丈夫です。このイベントに参加した塾生のほとんどが、

「あっという間に時間が過ぎた」

「すごく集中して取り組めた」

と口々に言ってくれます。

 

その秘密が、最初に目標と計画を立てることです。

 

「えっ、そんなことで・・・？」

 

「物理が少し残ったので家で残りをしようと思います。数学と英語は頑張ったので、このことを忘れないように家でもう一度復習しようと思います。」

 

「計画を詰めすぎて計画通りにできなかった時間が多いから、次はもう少し余裕を持ってできるように計画します。」

 

「化学と生物はちゃんと覚えられた。数学もしっかりと解けるようになった。」

 

「計画通りに行かない部分もあったけど、分からないところを先生に教えてもらえて、理解できた箇所が多かった。」

成績を上げるために、塾での授業だけではなかなか上がりません。

家庭学習の質を上げる必要があります。

そのために、今回のようなテスト対策では、下記のような工夫をしています。

 

・テストへの具体的な目標、やるべきことを明確にする

・目標達成のために、各時間ごとに具体的な計画を立てる

・計画の実行具合をチェックする

・終わりに、今日の振り返り・反省を行い、次への指針とする

 

今回の生徒たちの感想を見ても、計画通りに行かなかったという生徒もいます。

それでいいと思います。自分で計画を立て、実行して、出来具合を評価して、初めて自分の立てた計画が良いのか悪いのか判断できます。そのトライ&エラーの中で、だんだんと勉強の仕方、コツを掴んでもらえれば良いと思います。

 

このように、１日のイベントで勉強の仕方を実践してみて、家庭学習でも活かせるよう試験対策を実施しています。

もちろん、この１日だけでは、家庭での学習を変えることは難しいものです。

そのため、授業でも引き続き、どのように学習するかを伝え続けています。

試験勉強を通して、目標に向けて、計画を立て、適切なやり方で努力・実行し、立てた目標を達成できたという経験を、たくさん積ませてあげたいと思います。

それが、自信ややる気に繋がると思い、指導しています。

 

思春期に入った子供たちは、自立に向けて親の話をなかなか素直に受け取ってくれないこともあるかと思います。

思春期のお子様への関わり方や勉強に関するお悩みなどあれば、いつでもご相談ください！