2020.10.11
『勉強を通して「生きる力」を身につける』
これは、シエルの教育理念であり、シエルが目指す理想です。
塾を自分で立ち上げる以上、ただ成績を上げるだけでは面白くない、志望校に受からせるだけでは面白くないと思いました。
受験勉強は、ほとんどの子供たちにとって、おそらく最初の人生の難関であり、大きな壁です。
人は、困難から色んなものを掴み取り成長できる生き物だと信じています。
子供たちにとって、受験勉強は大変な困難です。だからこそ、その困難を乗り越えた時に、大切なものをたくさん得ることができると思います。
シエルでは「生きる力」を「問題解決力」だと教えています。
人生にはいろんな問題がやってきます。大きなものから小さなものまで、それこそ日々、いろんな問題がやってくる。
やがて、子どもが大人になり、親を頼れなくなり、自分自身でそれらの問題を解決できる力を身につけられるように、シエルでは目標設定の仕方や計画の立て方を教えたり、それを振り返る習慣を身につけさせたりします。
すべては「自分で考える力」を身につけさせるためです。
「教育とは、子どもが一人になったときに困らないようにしてあげること」。これは私が尊敬する先生の言葉ですが、いつも忘れないよう心にとどめている言葉です。
最近、「生きる力」にはもう一つ必要な力あると気づかされました。
それは、「やり抜く力」です。
受験生活は短いようで長いです。心がポキッと折れそうになることもたくさんあります。
でも、そこで歯を食いしばって頑張ってほしい。
諦めたら、そこですべてが終わります。
諦めずに努力を続ければ、必ず一定の成果が現れてきます。
受験は期限付きなので、一定期間で成果を測られてしまいますが、人生は違います。
諦めない限り、何度でもチャレンジができます。
そして、「継続」こそがいかに大きな力を秘めているかということを知ってほしい。
受験勉強から逃げずに立ち向かい、希望を失わず、最後まで戦い抜けば、そこから色んな気づきが得られるはずです。
そのためには、周りのサポートも必要です。
受験勉強を最後まで戦えるように、そして、受験を通して「やり抜く力」を身につけられるように、私も全力で子供たちをサポートしていく覚悟です。
最近いろんな生徒が通ってくれるようになり、改めて自分自身の教育の原点を忘れずに書き留めておこうと思いました。時々、原点に立ち戻るのって大事ですね。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。