2020.10.5
家で子どもが全然勉強しないとお悩みのお母様は多いのではないでしょうか。また、受験生はこの時期、定期テストや模試、受験勉強とやることが多すぎて、どれから手を付けていいのやら、、、と悩む時期でもあります。そうした悩みに対し、解決する方法を一つご提案したいと思います。
それは、「計画を立てる」ことです。
「何だ、そんなことか・・・。」と思われたでしょうか。
では実際に、お子様は「学習計画」を立てていますか?
計画を立てなければ、行き当たりばったりの勉強になってしまいます。
また、毎日どれくらいの勉強をしなければいいのか見当もつきません。
まずは、自分がすべき課題を「見える化」すること。目に見える形にすることで、意識は全然変わってきます。
計画を立てる手順は簡単です。
①課題をすべて洗い出す。
②課題に優先順位を付ける。
③テストまでの期間、受験生であれば週間・月間などの期間で、課題をスケジュールに当てはめていく。
注意点は、課題はテキスト名・ページ数まで具体化することです。
中学生などにありがちなのは、「数学」とか科目名しか入れないこと。これでは、「今日何をどこまで進めればいいのか」明確ではありません。
「明確でない計画」は、実行性も弱いものになります。でも、これが中学生ぐらいだとなかなかに難しいのです。なので、シエルでも何回も計画を書き直させる生徒さん、たくさんいます^^;
その代わり、苦労して具体的な計画が出来上がると、効果は抜群です。ぜひ、試してみてくださいね。
また、タスクが多すぎて混乱しがちな受験生にとっては、①と②をするだけで、かなり解消されるはずです。そして、③までの具体的な計画まで作ることが出来れば、自分が今日やるべきことが明確になり、迷わなくなります。
「やることが多すぎ!」と悩んでいてる受験生は是非やってください。本当にスッキリとしますよ。
最後に、「計画を立てても家の子は実行しない」という意見もあると思います。
計画を立てないよりは立てたほうが実行力は確実に上がりますが、それでも実行されないという場合もあると思います。
その場合は、塾など外部の力を借りてください。
たとえば、シエルでは「学習管理」を行っています。塾生は「計画に対してきちんと実行できたかどうか」を通塾のたびにチェックを受けるようになっています。
チェックを受けることで、まず実行力が上がります。また、計画通り出来ていないときは、なぜなのか、その原因を先生と一緒に振り返っていきます。
「学校や部活の予定が忙しかったのか」「サボってしまったのか」「なぜサボってしまったのか、その理由はなにか」「何をどう改善するか」「計画はそもそも適切な分量だったのか」等々、振り返りを通して計画と実行が一致するようにカウンセリングを行います。
そして、段々と精度の高い学習計画が作れるようになっていきます。
最初からうまくはいきませんが、必ず上達していきますので、「勉強しない」とお悩みのご家庭は一度ご相談くださいね!